中国とインドで女性8000万人不足 嫁探し困難

中国とインドで女性8000万人不足 嫁探し困難。

タグ:女性の寿命

発信時間:2019-01-22 14:55:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 フランスメディアの1月22日の報道によると、男女の数が同じだと最も理性的である。また世界保健機関は2012年の報告で、男児と女児の正常な比率は105対100だとした。男女の数に差があるのは、女性の寿命が男性より長いためである。人為的な操作がない状況で、この比率は世界範囲で妥当と言える。


 フランス紙『リベラシオン』ウェブ版の1月19日の報道によると、この30年、一部地域(主にアジアと北アフリカ)で男女比のアンバランスが深刻化している。主な原因は、「男尊女卑」。これは女性権利問題研究者のヘザー・バール氏が2019年の報告で指摘した問題で、中国とインドには8000万人の女性が不足していると見られる。


 記事によると、男女比のアンバランスはインドの農村部で際立っている。農村では女の子は経済的負担になり、嫁に出すためである。男の子を生むため、インドの一部の家庭は胎児が女の子だとわかると迷うことなく中絶する。インドのモディ首相は2015年、この問題を受けて「女の子と自撮り」運動を行い、インドの父親に自分と娘のツーショットを公開するよう呼びかけた。


 ヘザー・バール氏は、世界で人口が最も多いこの2カ国は男性が多すぎるという状況にあり、そのため「嫁探しが難しい」という現象が必然的に起きていると話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月22日

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