広深鉄道、コードスキャン乗車サービスを開始

広深鉄道、コードスキャン乗車サービスを開始。広深都市間鉄道は1月20日、翌日からコードスキャン乗車サービスを開始すると発表した…

タグ:乗車 サービス

発信時間:2019-01-22 15:02:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 広深都市間鉄道は1月20日、翌日からコードスキャン乗車サービスを開始すると発表した。乗客は乗車券を購入する必要がなく、携帯電話の支付宝小程序で直接コードを読み取って改札を通り、身分証を携帯していなくても乗車できるようになった。つまり、携帯電話を使って列車に乗車でき、バスや地下鉄と同様に便利になる。

 

登録して乗車コードを取得

 

 広深都市間鉄道の全線各駅が支付宝でのコードスキャン乗車に対応。広州東駅の駅員によると、コードスキャン乗車を利用する前に乗客は支付宝小程序で登録操作を行い、支付宝アカウントの乗車コードを取得する必要がある。乗車コードは本人のみ使用でき、改札通過(入)、乗車、改札通過(出)で1回とカウントされ、3時間有効。乗客が改札を通るとメッセージが届き、最も早い列車の番号、座席を教えてくれる。座席がない場合は指定席なしの乗車券となる。改札を入る際に二等席で全線乗車した場合の料金を徴収し、改札を出る際に実際の料金を計算し、非常に便利である。改札を入った後に出たという記録がなければ、その日にもう一度乗車することはできず、駅の窓口で不足分を支払い、再度利用できる。

 

 鉄道部門によると、支付宝乗車コードは一般成人を対象としており、座席なしの乗車券でも空いている二等席を利用でき、一等席を利用したい場合は車内で不足分を支払えば利用できる。改札を入った後に払い戻ししたい場合は、同じ駅の改札を出て窓口で手続きを行う。具体的な規定は次の通り。30分以内は料金発生しない。30分から1時間は広深都市間鉄道の最も近い駅までの料金を徴収。1時間から3時間は広深都市間鉄道の最も遠い駅までの料金を徴収。3時間以上は広深都市間鉄道を全線乗車した場合の料金を徴収。鉄道側に原因がある場合は、窓口で手続きすれば費用を免除される。

 

 乗車中の携帯電話の紛失、改札を出る際に支付宝乗車コードが使用できないなどの場合は駅の窓口で検査手続きを行う。改札を出てから、専用の領収書発行機で3カ月以内の最近10回の乗車記録を発行できる(重複発行不可)。

 

1人あたり平均15分の節約

 

 広州局集団公司の担当者によると、広深都市間鉄道は国内で初めて旅客列車の公共交通化を実施した鉄道である。沿線に広州、広州東、東莞、常平、樟木頭、平湖、深センの7駅があり、粤港澳大湾区で最も利用者が多い鉄道の1つで、20分おきに発車し、全線所要時間は約1時間。

 

 支付宝の試算によると、コードスキャン乗車の所要時間はわずか3秒で、窓口に並んで乗車券を購入、またはインターネットで購入し身分証を提示して改札を通るより1人あたり平均15分の節約になる。広州東駅の乗車券売り場の担当者は、コードスキャン乗車サービスの導入後、窓口に並んで乗車券を購入する乗客は減少し、春運の効率向上につながると見ている。


 支付宝は、列車利用時の乗車券購入や改札通過などに身分証が必要なくなると紹介。支付宝は実名制を採用しており、顔認証技術や金融レベルのセキュリティ技術を有し、本人のみの利用を保証できるとしている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月22日


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで