北京市交通委員会が明かした情報によると、北京軌道交通は1月20日、電子定期券を試験的に導入し、地下鉄利用の選択肢に新たな選択肢を設けた。
軌道交通電子定期券は1日乗車券、2日乗車券、3日乗車券、5日乗車券、7日乗車券の5種類で、空港線を除く北京軌道交通の全線で使用できる。乗客は自分のニーズに合わせて「易通行アプリ」で電子定期券を購入し、有効期限内に1人につき1つのコードで何度でも乗車できる。
電子定期券の料金は1日券が20元、2日券が30元、3日券が40元、5日券が70元、7日券が90元。「易通行アプリ」で電子定期券を有効化し、24時間、48時間、72時間、120時間、168時間以内、1人につき1つのコードで北京軌道交通の全線(空港線除く)に回数無制限で乗車できる。北京軌道交通のその他の割引と併用できず、キャンセルは受け付けず、1つのコードで1人のみ使用可能。
北京市交通委員会の担当者は、「乗車券購入が便利、並ぶ必要がない、携帯しやすい、紛失しにくい、利用記録を検索できるなどのメリットを考慮し、北京軌道交通は電子定期券サービスを開始した。主に北京に短期滞在する乗客の地下鉄利用を便利にし、駅での購入および交通カード払い戻しなどによる行列、混雑などを緩和できる」と話した。
北京市交通部門は軌道交通電子定期券の試験導入を基礎に、バスと地下鉄で利用できる1日乗車券の発行を検討している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月23日