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発信時間：2019-01-22 15:05:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　春雨驚春清谷天，夏満芒夏暑相連……中国には二十四節気があるが、各節気の気候や季節的現象について、多くの人、特に子供はよく知らない。

 

　次世代に二十四節気という中国の伝統文化を伝えるため、21日午後、故宮博物院は北京市内で新書発表会を行い、児童向けの故宮シリーズ絵本『わ！故宮の二十四節気』を発表した。

 

　故宮博物院の単霽翔院長は発表会で、3～6歳の児童向けに計24冊を開発し、「二十四節気」を時期的な糸口とし、830枚の故宮の風景のイラスト、52軒の故宮の建築、48の伝統風習、115点の故宮の珍宝、64種の動物、76種の植物、24回の成長体験などを児童が楽しめる物語に取り入れ、故宮の約600年の歴史文化の知識を児童に伝えると紹介した。

 

　単霽翔院長は、「同シリーズは故宮博物院の中国伝統文化の伝承と宣伝のための新たな試み。図書は児童の年齢と読書習慣にあわせ、珍宝、古詩、知識、芸術を学び鑑賞しながら故宮博物院の歴史の奥深さを伝え、児童を伝統文化の世界へと誘導し、中華文明の美を次世代の心に植え付ける」と話した。

 

　児童により優れた読書体験を提供するため、絵本は先進的なAR技術を採用し、同名のアプリをリリースし、児童が体験を通して節季の変化、文物・建築を楽しめるようにした。

　発表会で、故宮博物院はより多くの児童が同シリーズに触れ、中国の歴史文化に対する知識を深められるようにするため、市内100校の幼稚園に200セットの『わ！故宮の二十四節気』を寄贈した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2019年1月22日

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