入場前にライトアップされた午門の城楼および東・西雁翅楼を見学、入場後にまずライトアップされた太和門広場を見学し、午門西馬道から午門城楼に上がり、「紫禁城で旧正月を過ごす」展示会を参観する。参観後、イベントムードに溢れる赤提灯がかけられた城壁沿いに東南角楼まで歩き、約1000メートルの故宮東城壁に沿って東華門古建館展示ホールを抜け、ライトアップされた城壁西側の古建築を見物し、めでたい雰囲気を味わうことができる。東北角楼に着いたら神武門まで歩き、城壁南側の屋根に投影された『千里江山絵巻』などの絵画を見学。神武門城楼を離れると、神武門外の東西両側の角楼レストランと角楼カフェで休憩できる。
夜間参観は予約制
故宮チケットシステムの予約案内によると、今回の「紫禁城上元の夜」の予約は2回にわけて受け付ける。2月19日(旧暦1月15日)参観分は2月17日、2月20日(旧暦1月16日)参観分は2月18日に予約を受け付ける。
参観範囲は「紫禁城上元の夜」文化イベントのみで、インターネットでの予約が必要。身分証(パスポート)1点につき1枚のみ予約可能。2代目身分証で予約した参観者は身分証または戸籍簿原本を提示して午門西側(1~12番ゲート)から入場でき、チケットに引き換える必要はない。団体で予約した場合、1人のチケットを確認すれば全員の確認を終えたことになるが、身分証は全員提示する必要がある。身長120センチ以下の児童は、保護者の予約のみでよい。12歳以下の児童は少なくとも1人の保護者が同行する必要がある。特殊参観者(軍人、障害者、高齢者、退職幹部)もインターネット予約が必要。
夜間参観は3回に分けて入場
夜間参観は3回に分けて入場する。第1陣は18時30分から、第2陣は19時から、第3陣は19時30分から、入場時間は20時まで。スタッフが同日の参観者の状況に合わせて調整することもある。そのほか、予約時間に厳格に基づいて入場し、予約時間より早すぎるまたは遅く到着するという状況を回避するため、予約時間を守らない参観者は「参観放棄」とみなす。駐車場は用意しておらず、故宮博物院は、快適に参観できるようにマイカー利用は控えるよう促した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月18日