静岡県伊豆半島の河津町の桜がこのほど、見頃を迎えた。河津桜は日本の有名な早咲き桜の1つで、毎年多くの観光客が花見に訪れる。
河津町観光協会によると、町内に8000本の河津桜があり、うち約800本が全長4キロの河津沿いに分布している。空から見下ろすと、川辺にピンクの絨毯が敷かれているようである。川岸に咲く桜の花は春を感じさせ、道路脇では約150店の露店が桜の季節にふさわしい軽食や特産物を販売し、桜の木の下を散歩しながらグルメを味わうことができる。
観光協会の職員の矢島レミさんによると、河津桜は開花時期が早い、花期が長い、色が鮮やかという3つの特徴がある。2月10日から3月10日にかけて桜まつりが行われ、世界各地から100万人が訪れる見通しで、うち中国人観光客は外国人観光客で最多の2割以上を占める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月28日