スウェーデンとエジプトの発掘隊はエジプト南部の都市アスワン付近のゲベル・エル=シルシラで、ライオンの体と羊の顔を持つ高さ5メートルの像を発見した。他にも小さめのレプリカ像があった。ロシア・スプートニクが伝えた。
この像は砂岩の中から見つかった。科学者はツタンカーメンの祖父、アメンホテプ3世(紀元前約1388年から1353年)の時代のものと判断している。
考古学者によると、この像のレプリカ像は持ち運ばれるはずだったが、なぜか採石場に残された。ファラオの死去により完成しなかったか、像に損傷があるため修復を行わないことになった可能性がある。
この2つの像の他に、考古学者は砂岩を使い彫刻されたコブラ、アメンホテプ3世の碑文を刻んだオベリスクを発見した。
情報によると、ゲベル・エル=シルシラの発掘作業は今後も継続される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年3月6日