12日、世界チャンピオンの柯潔が再び人気検索ワードに上がった。国家体育総局のウェブサイトが発表した『2019年優秀選手入試免除推薦リスト」に柯潔の名前が入ったためである。学校の審査を通過すれば、彼は入試を受けずに清華大学経営管理学で学ぶことができる。
囲碁は高度な頭脳スポーツで、その芸術性は慎重な考え、無限の変化にある。「一手を誤れば、一巻の終わり」と言われるように、囲碁の棋士は一手一手を深く考えてさす。そのため、囲碁に長けた人は「IQが高い」と言われ、囲碁の世界には常に優等生クラスの人物がいる。
中国の女性棋士の侯逸凡は2012年に北京大学国際関係学院に合格し、在学中に学科総合評価1位を二度獲得した。さらに、彼女は2017年に世界一申請が難しいローズ奨学金を獲得した。
ローズ奨学金は「世界の本科生のノーベル賞」の美称を持ち、合格率はわずか1万分の1と非常に低い。2015年に中国人学生の募集を開始し、2017年に全国から4人だけ選ばれた。侯逸凡はその1人である。ローズ奨学生になった侯逸凡は現在、オックスフォード大学で学んでいる。
柯潔は清華大学の入試免除資格を取得した最初の棋士である。2015年、世界囲碁「八冠王」の古力は清華大学歴史学科に合格した。
人とロボットの対戦で惨敗し、最年少「七冠王」になった柯潔は数回の浮き沈みを経て、ついにAlphaGoに3連敗した暗い過去に向き合うことができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月13日