米連邦航空局(FAA)は4月1日、ボーイングが向こう数週間内に737マックスシリーズ旅客機の飛行制御システムのバージョンアップソフトを提出すると発表した。
ボーイングは先週のうちにバージョンアッププログラムを提出し、FAAが審査する予定だったが、1日に開発とテストにまだ時間がかかると示した。
バージョンアップ時期は未定
FAAは声明の中で、この民間航空監督管理機関は今後数週間内にボーイングのソフトウェア・バージョンアッププログラムの完成版を受け取ると予想し、ボーイングには「追加の作業を行う時間が必要」、「すべての関連事項を確認し、十分に対応する」とした。
プログラムを受け取った後、FAAはは「厳しく」審査するという。
ボーイングは同日晩、FAAの見解を認め、バージョンアッププログラムの提出を延期した。同社の広報担当者のチャールズ・ビックス氏はメディアに対し、「航空機メーカーである弊社は全面的かつシステム的にバージョンアッププログラムを開発、テストし、時間をかけて的確に進めている」と述べた。
2人の関係者はロイター通信に対し、現有の制御システムソフトにバージョンアッププログラムを読み込む際にインテグレーション面の問題が生じたと明かした。ボーイングはこれを認めるコメントをしていない。
ここ半年内に、インドネシアのライオン・エアとエチオピア航空のボーイング737マックス8型旅客機が墜落し、計346人が死亡し、失速防止システムの安全性が疑われている。ボーイングは3日、数週間内に737マックスシリーズ旅客機の飛行制御ソフトをバージョンアップすると発表した。
同社の関係者は以前、ロイター通信に対し、バージョンアッププログラムは失速防止システムを改良すると明かした。これまでは失速の兆しを察知した際に機首を低くする動作を1回行うだけで、2つの迎角センサーの数値の差が大きいと失速防止システムが作動しなかった。
先週開かれたボーイングの状況説明会に参加したアメリカン航空の737旅客機パイロットのロディ・グスリー氏は、ボーイングは失速防止システムの改良と均衡を行うと明かした。
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