国際通貨基金(IMF)は先ほど、中国経済の成長率の予想値を上方修正した。中国外交部の陸慷報道官は11日の定例記者会見で、これは中国が中高速の成長を維持し、中高水準に邁進すると国際社会が確信していることを意味すると表明した。
報道によると、IMFは9日に発表した最新の「世界経済見通し」の中で、今年の世界の経済成長の予想値を1月より0.2ポイント低い3.3%に引き下げた。また今年の中国経済の予想値を0.1ポイント高い6.3%に上げた。陸氏は関連する質問について、次のように回答した。
IMFは世界の経済成長の予想値を今年に入り2回下方修正しており、世界経済の低迷の圧力が拡大していることを反映した。これを背景とし、中国の経済運行は全体的に安定し、安定しつつ前進する良好な発展の流れを維持した。これは国際社会が目にしていることだ。
現在の外部環境は一部の不確実・不安定要素に直面しているが、中国の経済発展が長期的に好転するというファンダメンタルズに変化はない。柔軟性が高く、潜在力が十分で、大きな余地が残されているという、中国経済の基本的な特徴に変化はない。IMFが中国の経済成長の予想値を上方修正したことは、中国が中高速の成長を維持し、中高水準に邁進すると国際社会が確信していることを意味する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月12日