2019年中国北京世界園芸博覧会が4月29日から10月7日にかけて、北京市延慶区で開かれる。パークの主要会場、公共景観、インフラ建設はほぼ完了し、各準備作業が進められている。現時点で110の国家及び国際機関が参加を決定し、来場者は1600万人を見込んでいる。
設備の80%が完成 展示品の準備も整う
中国館、国際館、生活体験館は内装工事を急ピッチで進め、電気、展示パネル、ブースなどの設備の設置作業は80%完了。展示品の加工が屋外で行われ、園芸類の展示品の準備が整った。
北京世界園芸博覧会事務局の葉大華副局長は、「世界園芸博覧会の各準備作業が急ピッチで進められている。主要会場の建設は完了し、内装の最終段階に入った。続いて、総合演習テストを開始する」と述べた。
すでに110の業者が出展を決定
現時点で86カ国とユネスコ、世界気象機関(WMO)など24の国際機関が2019年中国北京世界園芸博覧会への出展を書面で明確にし、A1類世界園芸博覧会の国際機関数では最多となる。展示エリアに41の屋外展示園を建設し、国際屋外展示園の建設も順調に進んでいる。
北京世界園芸博覧会事務局展示誘致一部の焦彧童部長は、「各国の建設者と職人が残業で作業を行い、内装と展示品の陳列は開幕前に全て完了する」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月12日