中国人は5月1日のメーデーに伴う四連休を旅行に利用する。中国各地の観光地は約1億6000万人(延べ)の観光客を迎える見通しだ。香港紙・南華早報が伝えた。
中国政府は今年のメーデーを四連休にすることを発表した。これにより人々は自分が好む都市や観光地を訪れる多くの時間を手にした。上述した予想は旅行サイトの携程網によるもの。中国観光研究院は、四連休中の観光客数を約1億5000万人と予想している。
今年は四連休になったが、昨年の1億4700万人と比べると1億6000万人は8.8%増に留まる。2017年比では9.3%増。また各旅行会社のデータによると、海外旅行を選択する中国人は前年比で約8%増になる見通し。
四連休中の予約の58%が5月1−3日に集中している。予想によると、中国人客の間で最も人気の高い国内の都市は上海市、北京市、珠海市、南京市となる。上海市のディズニーランドと広東省の長隆国際海洋レジャーエリアが最も人気の高い観光地になる。
最も人気の高い海外目的地はタイ、日本、シンガポール、ベトナム、インドネシア、アラブ首長国連邦、トルコ、ロシア、米国。香港地区も本土の観光客の間で人気が高い。新高速鉄道網と港珠澳の建設により、香港に行くのが便利になった。報道によると、四連休中には中国本土の定員7人以下の車は高速道路が無料化される。連休中にはうち620万台が高速道路を利用する見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月1日