国家統計局がこのほど発表したデータによりますと、新中国成立からの70年間で中国の医療衛生事業は著しく発展し、健康水準は向上を続けて、国民の平均寿命は20世紀50年代の35歳から2018年の77歳にまで延びているということです。
国家衛生健康委員会の母子健康局長である秦耕氏は「新中国成立前、農村部や辺境の地域では医療条件が不足しており、妊産婦死亡率は1.5%、乳児死亡率は20%で、国民平均寿命はわずか35歳であった。しかし、新中国成立後の母子健康事業の迅速な発展が健康水準を引き上げたことで、今では妊産婦死亡率は0.0183%、乳児死亡率は0.61%に抑えられ、国民平均寿命は77歳まで延び、中高所得国家の平均水準を上回った」と述べました。
なお、2018年末までの統計によりますと、中国の公共医療衛生機関の数は1949年から271倍に増えて99万7000社に達し、衛生技術従業者は同年比17.8倍の952万人に達しています。医療水準、医療保険、医薬事業のさらなる発展により、国民の健康状況も大いに改善されています。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月6日