商業捕鯨再開 日本で鯨の初競り、批判集まる

商業捕鯨再開 日本で鯨の初競り、批判集まる。日本は7月1日に商業捕鯨を再開し、捕鯨船隊が多くの港を出発し、同日に少なくとも2頭のクジラを捕殺した…

タグ:商業捕鯨 再開 日本

発信時間:2019-07-05 14:08:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   日本は7月1日に商業捕鯨を再開し、捕鯨船隊が多くの港を出発し、同日に少なくとも2頭のクジラを捕殺した。第1陣の鯨肉の競りが4日に行われ、捕鯨反対国と環境保護団体から批判されている。

 

 日本は6月30日に国際捕鯨委員会から脱退し、7月1日に31年ぶりに商業捕鯨を再開。多くの捕鯨船隊がミンククジラ、ナガスクジラ、ニタリクジラを捕殺するために北海道、山口県などの港を出発した。

 

 北海道を出発した船隊は1日に2頭のミンククジラを捕殺した。うち1頭から切り取った66キログラムの鯨肉は和歌山県太地町に輸送され、4日に競りが行われた。

 

 国際捕鯨委員会は1986年に『国際捕鯨取締条約』を制定し、商業捕鯨を禁止。日本は1951年に同委員会に加入し、1988年に商業捕鯨を停止したが、87年から条約の抜け穴を利用し、「科学研究」目的で年間100頭のクジラを捕殺し、鯨肉を国内の水産市場で供給している。

 

 日本の捕鯨の歴史は長く、鯨肉は食糧不足を乗り越えるのに役立ったが、2016年に鯨肉が全国の肉類消費量に占める比率は約0.1%に低下し、多くの人が日本の商業捕鯨再開の必要性を疑問視している。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年7月5日

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