中国「グルメ」ランキング 4省の飲食年間売上高は3000億元超

中国「グルメ」ランキング 4省の飲食年間売上高は3000億元超。

タグ:グルメ ランキング

発信時間:2019-07-17 16:02:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 最近のインターネットでの食に関する話題といえば、先日発表された「グルメな省ランキング」である。

 

 中国飯店協会は先日、北京市で『2019中国飲食業年度報告』を発表し、業界のデータをもとに飲食業の発展状況を分析した。報告が各省の飲食業収入をランキングにしたため、ネットユーザーから「グルメな省ランキング」と言われている。

 

 報告によると、2018年の全国の飲食収入は4兆2716億元で前年比9.5%増加。山東、広東、江蘇、河北の4省は飲食収入が3000億元を突破した。うち山東省は3995億元で飲食収入のトップとなり、伝統的な「グルメな省」の広東省は3884億6000万元で2位だった。売上高伸び率、店舗数の増加、営業面積の変動などの指標を見ると、大規模な企業はさらに拡張し、中大型企業も引き続き拡張段階にある。

 

 報告は発表されてすぐにネットユーザーの間で話題になった。微博(ウェイボー)には「山東人は、テーブルにいる全員が1週間かけて順番でご馳走する」、「酒類を含まなければ、広東省は堂々の1位のはず」などの書き込みがある。新浪微博の「4省の飲食年間売上高3000億元超」の話題の閲覧回数は1億1000万回を突破した。

 

 報告は国内25の省・区・市の規模が比較的大きい飲食企業約200社のデータをもとに、数万軒の飲食店、100万席以上が対象となっている。国内飲食業の各業態、各地の代表的企業とリーディング企業が中心。

 

 報告は各省・区・市の飲食収入ランキング、各業態リーディング企業ランキング、各業態経営指標の比較分析、飲食実業家の自信指数などをもとに飲食業の2018年運営状況を全面的に分析。正餐、火鍋、会食、ファストフード、洋食、和食などに及び、飲食業の発展状況と特徴を全面的に反映している。

 

 特筆すべきは、火鍋、めでたい宴席、老舗店などの一部ニッチ分野が好調だった点である。統計によると、2018年の火鍋市場の総売上高は8757億元で、2014年比で52%増加。2019年の火鍋市場の営業収入は9600億元に達する見通し。また、飲食業はモデル転換・グレードアップ、質の高い発展の新たな時期にあり、一部の企業は上質な宴席商品とサービスで激しい市場競争の中で発展し、人気を集めている。



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