中国「グルメ」ランキング 4省の飲食年間売上高は3000億元超

中国「グルメ」ランキング 4省の飲食年間売上高は3000億元超。

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発信時間:2019-07-17 16:02:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 ランキングの詳細を見ると、市場が再構成される中、大衆向け飲食は市場の新たな主体となり、正餐企業トップ50の総売上高は1100億元を超えた。売上高伸び率、店舗数増加、営業面積の変動などの指標を見ると、大規模な企業はさらに拡張し、中大型企業も引き続き拡張段階にある。

 

 中国飯店協会の張翔秘書長補佐は、「報告が調査した企業の売上高の平均伸び率は12.6%で、全国の飲食営業収入の伸び率を上回った。これは中大型企業が依然として活力に満ち溢れ、業界の成長をリードしていることを示す」と話した。

 

 また報告は以下のように示した。2019年、宿泊・飲食業は質の高い発展の肝心な時期に突入し、市場規模は引き続き拡大し、管理が綿密化する。農村振興、レジャー観光は引き続き業界の発展を促し、ミドルクラスのホテルは今後の主な成長点になる。消費ニッチ市場は宿泊行グレードアップの新たなチャンスである。「インターネット+」は企業の利益モデルの劇的変化を促す。体験経済は企業競争の最も重要な手段になり、グリーン飯店は絶好の発展のチャンスを迎える。

 

 飲食は人にとって毎日のことであり、改革開放で最も受益した業種の1つである。中国の飲食業は急成長を維持し、産業規模と伸び率は絶えず更新され、米国に次ぐ世界2位の飲食市場になり、飲食面の消費は中国市場の消費を大きく後押ししている。経済成長、特に庶民の生活レベルの向上に伴い、飲食市場のニーズは絶えず拡大している。また、飲食業は新しい経済、技術、消費にもたらされる様々なチャンスと試練にも直面し、中でもスマートフォンを使った出前注文やグルメ検索は多くの若者と働く人たちの日常になっている。

 

 大人気の「無人レストラン」、自分の味の好みを熟知しているグルメアプリなど、中国人は「インターネット+」スマート飲食がもたらした便利さを体験している。データによると、2018年の中国オンライン出前市場の規模は2500億元で、2011年の約10倍となり、好調な伸びとなっている。オンライン出前ユーザーは4億人を超え、2015年より2億9000万人増加し、浸透率は49%に達する。

 

 中国飯店協会の宋小渓副秘書長は、「新技術、インターネット+の応用は新たな消費を引き込み、ニューリテールを発展させる効果的手段になっている。飲食企業はインターネット+新技術という方法で飲食業ニューリテールの発展を積極的に推し進め、相互利益・シェアのオンライン・オフラインのワンストップ式サービスを構築することが業界の共通認識になっている」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年7月17日


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