90年代生まれは親世代より資産運用に長ける 投資に積極的

90年代生まれは親世代より資産運用に長ける 投資に積極的。

タグ:資産運用 投資 支付宝

発信時間:2019-08-03 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 その後、所得増加に伴い、彼は残ったお金を投資に回すようになった。彼が投資したギター店はオープンして2年になる。李耀さんは、「今年は利益が出そう。さらに給料を毎年少し貯めれば、その他の投資ができる」と嬉しそうに話した。


 支付宝は、余額宝と花唄を同時に使用するこれらの「宝唄青年」を観察し、彼らの貯金が支出より多いことを発見した。彼らの消費はイメージ以上に理性的で、90年代生まれの9割が「生活必需品以外のものを買う際は経済状況をよく考える」と回答している。しかし、自己価値の向上の面においては惜しまずにお金を使う。過去1年、90年代生まれが花唄で購入した教育商品とサービスの額は87%増加した。


 90年代生まれは綿密に計画を練っている。調査によると、90年代生まれの90%が花唄の使用について「先に消費するためではなく、節約し得したいため」だとしている。多くの90年代生まれが、「花唄の限度額でまず消費し、お金を貯めておくことで1カ月の利益が増える」と話した。余裕があれば資産運用 90年代生まれはお金の節約がうまいだけでなく、「お金でお金を生む」方法も知っている。郭さんは「お金でお金を生む」ことに長けた女性である。1996年生まれの彼女は卒業し就職してまだ1年で、貯金は多くないが、しっかりと管理している。


 「3つの基金を購入し、2つの定期投資をしている」と話す郭さんは自分の資産運用のスクリーンショットを記者に見せた。3つの基金を数百元ずつ購入し、1000元からの2つの定期投資に数千元ずつを投資した。合わせても1万元以下だが、彼女の資産運用意識の高さに感心させられる。


 郭さんは、「資産運用に回せば、使えるお金がなくなる」と謙遜して言った。彼女は花唄またはクレジットカードで消費し、翌月に給料で返済するという。資産運用に回せば簡単に動かすことができず、彼女の友人のほとんどが同じようにしている。


 統計によると、「お金でお金を生む」ということに対し、90年代生まれは両親より積極的である。彼らが初めて資産運用した年齢の平均は23歳で、大多数が大学在学中または卒業後2年以内に資産運用を開始し、親世代より10年早い。余額宝の統計によると、90年代生まれが1カ月間で余額宝に振り替える平均回数は8回で、親世代より2回多く、月平均の貯金も親世代より1000元以上多い。お金に余裕があれば資産運用するというのが彼らの習慣になっている。


 上海社会科学院元副院長で研究員の何健華氏は、「90年代まれはインターネットの原住民で、中国経済急成長の中で育った世代であるため、彼らの消費と資産運用の年齢は親世代より早い。さらに、社会ストレスが大きく、この世代の若者は自立意識と自己保障意識が高く、綿密に計画を立て、早い時期から資産運用をして将来の準備をしている」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月3日

 

<  1  2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで