中央ラジオテレビ局の経済番組『天下財経』の報道によると、今年は「ゴールデンウィーク」という概念が登場して21年目になる。1999年9月18日に発表された『全国祝日及び記念日休日弁法』は、法定休日を増やし、春節、メーデー、国慶節を7連休にすることを定めた。消費ピーク期、20年以上にわたり、中国の消費と休暇の範囲は絶えず拡大し、ゴールデンウィークの消費データは経済成長を最もよく表す指標となった。
旅行は休日の主な過ごし方で、今年の国慶節連休は8億人以上が旅行をすると予想された。アリババが6日に発表した『2019国慶節ゴールデンウィーク消費データ報告』によると、高徳地図の1日あたりアクティブユーザー数(DAU)は国慶節の連休初日に1億人を超え、マイカー旅行が人気であることを示した。そのほか、国内旅行の伸び率は海外旅行を上回った。飛猪の統計によると、東南アジア4時間飛行圏は依然として人気があるが、国内旅行の予約者は前年同期比42%増加し、海外旅行より高い伸びとなった。一線都市から飛行機で三線以下の都市に行って観光・消費する人も多く、ネットで話題の観光地は人気を集めた。人気トップ3は四川省アバ・チベット族チャン族自治州、雲南省麗江市、大理市。
アリババの公衆・顧客連絡部の曹頡氏は、「今年の観光と消費は海外から国内に戻り、一線・二線都市から三線以下の都市に行く傾向が強い」と述べた。
商務部の統計によると、2018年の国慶節連休、全国の小売・飲食企業の売上高は約1兆4000億元だった。ある機関は、今年のこの数字は1兆6000億元に達する見通しだと予想。報告によると、今年のゴールデンウィークの消費市場には「家」と「国」の2つの特徴が見られる。