5カ月間にわたる北京世界園芸博覧会が9日に閉幕した。この盛大な国際園芸イベントでどのような園芸の成果があったのだろうか。閉幕後はパークをどのように利用するのか。北京世界園芸博覧会組織委員会は8日、国務院新聞弁公室の記者会見でコメントした。
「大花園」の園芸の成果紹介
中国貿易促進委員会会長・北京世界園芸博覧会組織委員会副主任委員・北京世界園芸博覧会執行委員会執行委員の高燕氏によると、北京世界園芸博覧会は展示規模が過去最大、参加国が最多の世界園芸博覧会で、110の国と国際機関、120以上の非公式出展業者が参加した。開催中、国内外から934万人が訪れた。
北京市市長・北京世界園芸博覧会組織委員会委員・執行委員会副主任の王紅氏によると、北京世界園芸博覧会は503ヘクタールの土地に100以上のスタイルと形態の異なる「園の中の園」を造設し、23万本の樹木を保留・追加し、国内外の園芸精品8000種以上を集め、820種以上の野菜、果樹、生薬を集中展示し、人と自然の調和のとれた共存という理念を生き生きと表現した。
今回の世界園芸博覧会は中国の花・園芸産業の新たな成果も集中的に展示した。屋内外に展示した各展示品は200万株(点)、発表した新品種と新商品は2万点に上る。また、自主培養した知的財産権を有する複数の新品種が登場した。
中国花卉協会会長・北京世界園芸博覧会組織委員会副主任委員・執行委員会執行主任の江沢慧氏によると、北京世界園芸博覧会はボタン・シャクヤク、コウシンバラ、盆栽、盆景、ランの花、菊の花の国際コンテストと世界フラワーアレンジメントコンテストの7項目の国際コンテストを開催した。中でも2019年世界フラワーアレンジメントコンテストは31の国と地域から33人の選手が参加し、A1クラス世界園芸博覧会が初めて開催した国際的なフラワーアレンジメントコンテストである。花をテーマにした国際コンテストの参観者は延べ380万人に達した。
世界園芸博覧会の「文化の盛宴」の形成