159年後、円明園の流失文物の馬首銅像が故郷に戻る。11月13日、馬首銅像が国家文物局に寄贈された。銅像は北京市円明園管理処に収蔵され、円明園に戻る最初の獣首となる。
2007年、香港・マカオの著名実業家で愛国者のスタンレー・ホー(何鴻燊)氏は半世紀近く前に海外に流失した馬首銅像を6910香港ドルで購入し祖国に戻し、香港・澳門地区で展示した。スタンレー・ホー氏はこのほど、馬首銅像を国家文物局に寄贈し、国の永久収蔵品にした。13日、文化観光部の雒樹剛部長は円明園の馬首銅像の除幕を行い、寄贈者のスタンレー・ホー氏の代理人の何超瓊女史に栄誉証書を授与した。
これまでに7つの獣首が祖国に戻り、今年9月に開幕する「回帰の道ーー新中国成立70周年流失文物回帰成果展」で馬首を除く6つの獣首(牛首、猴首、虎首、豬首、鼠首、兔首)が一堂に会し、新中国成立以降の文物の追跡・償還の成果を紹介する。
海外に違法流失した文物を法に則り償還請求すべき