仕事再開 感染からどのように身を守るか

仕事再開 感染からどのように身を守るか。

タグ:仕事 再開

発信時間:2020-02-10 13:52:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   大型連休が終わり、多くの人が職場に戻っている。新型肺炎の流行が続く中、バスや地下鉄でどのように感染から身を守るか。職場に着いてから注意すべきことは何か。手袋をつけたほうがいいのか。これについて、世界保健機関(WHO)中国事務所はこのほど、WeChat公式アカウントでアドバイスした。

 

 外出時にどのように防護するか。WHOはピーク時を避けることを勧めている。バスを利用しなければいけない場合は、ほかの乗客と1メートル以上の距離をあける。自分の顔を触らない。アルコールを含む洗浄液で手を洗い、特に券売機、扉、手すりなどに触れた後は手をしっかりと洗う。くしゃみや咳をする際はティッシュや袖で口と鼻を覆う。ところかまわず痰を吐かない。使ったティッシュはすぐに捨て、手を洗う。

 

 勤務中は狭い空間に密集せず、対面会議を電話やインターネットでの会議にし、不必要な団体活動は延期し、同じ時間に勤務する人数を制限する。職場を清潔にし頻繁に消毒し、特に取っ手、電話、キーボード、エレベーターのボタン、台所、給湯室、トイレの衛生に注意する。挨拶するさいは体に触れず、握手もしない。同僚や取引先と会話する際は1メートル以上の距離をあける。石鹸と水、またはアルコールを含む洗浄液で頻繁に手を洗う。くしゃみや咳をする際は正しく口と鼻を覆う。

 

 WHOは、マスクが足りない場合は、最も必要な時、バスや地下鉄車内、エレベーターなどの人が密集する閉ざされた空間で使用するよう勧めている。マスクの装着前後に手を洗い、つけている時はマスクに手を触れない。手袋の使用については、手をこまめに洗うほうが効果的。手袋をつければ、誤った安心感が生まれ、かえってウイルスに触れるリスクが高まる。例えば、汚染された場所を触った後に手袋をつけた手で自分の顔を触ってしまうなどのリスクがある。防護の効果を発揮したければ、使い捨て手袋を使用するか、適切に洗い乾いた状態を保つ必要がある。一般的に、手袋をつけるより、石鹸と水またはアルコールを含む洗浄液で手を洗うほうが効果的である。

 

 帰宅後は家族に触れる前に手を洗う。そのほか、室内を清潔に保つことも非常に重要で、頻繁に窓を開けて換気し、定期的に掃除し、特に台所やトイレの家具と物体をこまめに拭くとよい。また、子供のおもちゃを清潔に保ち、使用したティッシュなどはすぐに捨てるよう心がける必要がある。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月10日

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