12日に開かれた上海市政府の記者会見で、上海市郵政管理局の余洪偉副局長は、上海市郵政管理部門は郵便物と速達便の管理を強化し、地方から上海に入ったすべての郵便物を消毒し、中継場所の換気と輸送中の管理を強化するよう求めたと紹介した。
余洪偉氏によると、上海市郵政管理部門は業界の検査監督・指導を強化し、企業の第一線の検査防疫作業の実施状況を把握し、企業に操作規範に基づく防疫措置を指導する。また、『郵政業感染症予防作業の実施に関する通知』と『感染症予防期間の営業所のさらなる規範化に関する通知』を配布し、各派出局の監督管理責任の強化について20項目の検査作業要点をまとめ、営業所の企業安全生産主体責任の実行について「6つの表、2つの注意事項」制度を明確にした。営業所のユーザー記録表、新型コロナウイルス感染症予防作業日誌、感染症予防作業日報、防疫物資調達供給統計表、出勤・上海に戻った人の数統計表、営業所消毒状況表の6つの表と、営業所に入る際にマスクをつけて体温測定をするという注意事項、発熱時にかかる付近の医療機関情報の2つ。検査で予防措置が行き届いていないと判断された企業と営業所に対しては、最も厳格な監督管理措置をとる。
また、余洪偉氏は、正常な郵便物と速達便は拒否する必要はなく、受け取ったらすぐに手を洗うよう呼びかけた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月13日