中国科学院武漢ウイルス研究所は16日、次の声明を発表した。
このほどネット上で、当方の卒業生である黄燕玲氏が、いわゆる最も早く新型コロナウイルスに感染した「0人目の患者」であるというデマが流れている。当方は調査を行い、厳かに次の声明を発表する。
黄燕玲氏は2015年に当方を卒業し修士号を取得した。在学中の研究内容は、バクテリオファージ溶解素の機能及び抗菌広域スペクトルで、卒業後は他省で勤務・生活しており武漢市に戻っていない。新型コロナウイルスに感染しておらず、健康だ。
感染対策の重要な時期におけるデマは、当方の科学研究活動を強く妨害した。当方は法に基づき法的責任を追及する権利を留保する。社会各界からの関心・支持・支援に心から感謝する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月17日