社会 > 2020年春運が終わる 生活地に戻っていない人は約3億人
2020年春運が終わる 生活地に戻っていない人は約3億人。春運（春節帰省ラッシュ）後半、職場や学校に戻る人たちはピーク時を避け、約2億人の出稼ぎ労働者と1億人の学生が春運期間が過ぎた後に移動する。これらの人のUターンに対し、交通部門も保障作業を行う必要がある。春運は終わったが、交通機関の感染症との戦いは続いてい…
タグ：春運 新型コロナウイルス肺炎
春運（春節帰省ラッシュ）後半、職場や学校に戻る人たちはピーク時を避け、約2億人の出稼ぎ労働者と1億人の学生が春運期間が過ぎた後に移動する。これらの人のUターンに対し、交通部門も保障作業を行う必要がある。春運は終わったが、交通機関の感染症との戦いは続いている。
40日間にわたる2020年春運が2月18日に終わった。新型コロナウイルス肺炎の流行の影響を受け、全国の鉄道、道路、水路、民間航空の旅客輸送量は延べ14億7600万人で、前年同期比50.3%減少した。これは多部門協議で予測された30億人より約15億人少ない。
慣例に基づくと、春運期間は春節当日を基準に計算し、春節前15日、春節後25日となる。交通運輸部の劉小明副部長は、「春運後半は旅客輸送量が大幅に縮小し、旅行者やビジネス客などの弾性の旅客も大幅に減少し、一部地域ではリターンツーゼロとなり、勤務地に戻るなどの剛性の旅客ピークは低下し期間が延び、春運期から溢れ出るとみられる」と述べた。
これは、40日間の春運は終わったが、まだ多くの人が生活地に戻っていないことを意味する。
ピーク時を避けて移動し、多くの旅客が春運期から溢れ出る。2月15日、国務院新聞弁公室の記者会見で、劉小明氏は、出稼ぎ労働者のUターン客は約3億人で、これまでに勤務地に戻った人は約8000万人、2月末に約1億2000万人、3月以降に約1億人が勤務地に戻ると分析した。学校に戻る学生の旅客は約1億人になると予想され、学生の移動時期は始業時期によって決まる。
交通運輸部の統計によると、2月16日から18日の1日あたりの平均旅客輸送量は延べ1200万人だった。大まかに計算すると、春運は終わったが、まだ約3億人が生活地に戻っていないことになる。
生活地にまだ戻っていない人に対し、関係部門は多くの通知を出した。規模が大きい出稼ぎ労働者のUターンに対して、交通運輸部は輸送手配、チャーター車の座席率を50％に抑えるなどの具体的要求を打ち出した。
春運は終わったが、交通機関の感染症との戦いは続いている。この戦いには第一線で働く人たちだけでなく、乗客も参与する。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2020年2月20日
 |
|
 |
