「非常にしっかりと防護措置をしており、両親も応援してくれている」と話す王仕偉さんは、申し込んでから両親に話したという。王仕偉さんは、「日本語を話すのは自分の専攻だからというだけでなく、好きだから。日本語で人助けができるのは非常に有意義なこと。それに、自分も北京で生まれ育った人だから」と、迷わず申し込んだ理由を話した。
旅游科学学院の董晨軒さんも迷わずに「国境守護」に申し込んだ。今回の感染症流行で多くの1990年代、2000年以降生まれの医療スタッフが第一線で戦ったことも、同世代の彼女に勇気とエネルギーを与えた。十数日前、1995年以降生まれの看護師が第一線での勤務を申し込んだというニュースは彼女を深く考えさせた。両親から「あなたなら行くか」と聞かれ、彼女は「わからない」と答えた。しかし、学校が通訳ボランティアを募集していることを知ると、彼女はすぐに申し込んだ。意外にも、彼女に恐怖心はなかったという。
「外部侵入防止」の作業量が増えるに連れ、董晨軒さんは学校の第2陣ボランティア募集を手伝うことになった。その時はすでに夜11時を過ぎていたが、情報発表直後に40人以上が彼女をWeChatの友達に登録した。董晨軒さんは、「みんな迷わずに、いつでも行けると言ってくれた。すでに定員に達しているというのに」と話した。その日、彼女は同級生からのメッセージに返信し、深夜2時過ぎまで忙しくしていた。
董晨軒さんは、「私たち世代は上の世代の人たちと使命は異なるが、同じ使命感を持っている」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年3月23日