国家国際発展協力署:これまでに89カ国と4つの国際組織に防疫援助を実施

国家国際発展協力署:これまでに89カ国と4つの国際組織に防疫援助を実施。国家国際発展協力署の鄧波清副署長は26日に開かれた国務院新聞弁公室の記者会見で、これまでに89カ国と4つの国際組織に4回に分けて防疫援助を実施し、第5陣の援助実施プランを制定中だと述べた...

タグ:国際組織 防疫援助

発信時間:2020-03-27 13:08:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   国家国際発展協力署の鄧波清副署長は26日に開かれた国務院新聞弁公室の記者会見で、これまでに89カ国と4つの国際組織に4回に分けて防疫援助を実施し、第5陣の援助実施プランを制定中だと述べた。今回の防疫援助は、新中国成立後の期間が最も集中し、範囲が最も広い緊急人道主義行動となる。

 

 鄧波清氏によると、援助対象は感染症流行が深刻な国、公共衛生体系と防疫能力が脆弱な国で、EU、アフリカ連合、ASEANなどの国際組織を含む。地域別に見ると、28カ国のアジア諸国、16カ国の欧州諸国、26カ国のアフリカ諸国、9カ国のアメリカ州諸国、10カ国の南太平洋諸国に緊急援助を提供する。援助方法は、医療物資援助と医療技術援助の2通り。

 

 鄧波清氏は、中国は防疫援助提供プランを制定する際、主に以下の要素を考慮していると述べた。1つ目は、現地の感染症流行の深刻度、現地の医療衛生条件と医療物資の不足状況。2つ目は、関係国が中国側に申し出た具体的な援助要請。3つ目は、中国政府自身が備える能力。鄧波清氏は、「中国側は国内の防疫作業ニーズを十分に保障することを前提に、力相応に事を進め、力を尽くすという原則に基づき、援助作業プランを適切に制定する。具体的な援助プランは、物資の品種、数量、双方の職責、任務分担などを含み、両国政府が話し合って決める」と述べた。

 

 鄧波清氏は、「医療専門家チームを派遣してもよいが、まずは国内の防疫のニーズを保障する必要がある。国内の防疫作業を徹底することは、全人類への貢献にもなる。中国の防疫作業は、海外からの侵入リスクが高まるという厳しい試練に直面している。関係国を支援することは、国際社会の防疫の努力に繋がり、海外から中国への侵入リスクを下げ、これまでの貴重な防疫の成果を打ち固める」と話した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年3月27日

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