1週間前の4月8日、武漢市の封鎖が解除された。15日、雷神山医院は休みに入り、最後の武漢支援国家医療チームが撤退した。
武漢の無症状感染者の割合は1万分の8
多くの人が、武漢にどれほどの無症状感染者がいるかに関心を持っている。無症状感染者の割合は高いのだろうか。これについて、武漢市委員会常務委員で常務副市長の胡亜波氏はデータを公表した。武漢市の封鎖解除から1週間で、22万6000回のPCR検査を実施し、うち無症状感染者は130人で、その割合は1万分の5.7となった。そのほか、市内の一部の業務を再開した企業は自主的に従業員のPCR検査を行い、14万3000回実施した。無症状感染者は113人で、その割合は1万分の8だった。
胡亜波氏によると、無症状感染者全員に対し、武漢市は感染確定時と同じように流行病学調査を行い、濃厚接触者のPCR検査も実施する。現時点で、陽性となった接触者はいない。武漢市には40カ所以上のPCR検査検査所、211カ所の検体採取所があり、PCR検査能力は1日4万人に達する。これは重点対象者の迅速な検査を実現するだけでなく、業務再開、民衆の健康ニーズおよび武漢を離れる労働者のPCR検査ニーズも満たす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月16日