全国両会の開幕が迫る10日午前、交通管理部門は亜運村自動車点検場で北汽タクシー集団の両会車両の全面的な点検を行い、車両の安全性と信頼性を高めた。
今回の両会で使用する車両は低炭素とエコを重視し、新エネルギー車の割合は両会車両の10%前後まで増加。全国両会北京団が使用する車両はすべて新エネ車だという。
車両の安全を保障するため、交通管理部門の要求に基づき、今年の両会車両の点検はオンライン点検を採用し、検査場が検査報告を作成する。また、車両の外観、ハンドル、ブレーキ、照明、タイヤ、および消火器の配備などを重点的に点検する。検査は9カテゴリ37項目に及び、全項目に合格する必要があり、従来の通常点検より厳しい基準となる。
また、車両は感染症予防対策の要求に厳格に基づき、車両の換気と消毒作業を徹底する。担当者によると、5月6日の開始から毎日、両会で勤務する全運転手の検温を実施し、全車両に消毒液、霧吹き、除菌シートなどの防疫物資を配備し、出発前と回送後に換気と消毒を行っている。
北京団の車両はすべて新エネ車
北汽タクシー集団が両会交通任務を請け負うのは今年で43回目、全国人民代表大会の交通保障任務を単独で請け負うのは初となる。
今回の両会車両は低炭素とエコを重視し、昨年使用した車両に加え、新たに福田客車、宇通客車、北京汽車、吉利汽車などの純電気自動車を調達し、新エネ車の割合は両会車両の10%前後に増加した。また、今年の全国両会北京団の車両は、大小にかかわらず全て新エネ車である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月11日