国家衛生健康委員会の14日の発表によりますと、北京時間6月13日0時から24時までに、中国31の省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団で新たに報告された新型コロナウイルスの感染者は57人増え、そのうち海外からの入国者に見つかった感染症例は19人(広東省17人、上海市1人、重慶市1人)、国内での感染症例は38人(北京36、遼寧2)で、新たな死者はおらず、感染が疑われる人は1人(上海市で見つかった輸入症例)増えたということです。
また、11日と12日の両日、北京市で合わせて7人の感染者が発見されたことから、北京市では13日から西城区の月壇街道、豊台区の西羅園街道と花郷地区、房山区の長陽鎮の4つのエリアの感染リスクレベルが「中レベル」に引き上げられました。
海淀区では、全市三級応急メカニズムの上で予防・抑制措置を強化し、体温測定、スマートフォンを通じた健康コードのチェック、登録などの措置が徹底されるほか、公衆エリアの消毒と衛生維持が強化され、スポーツ・ジム・娯楽などの室内施設の開放が見送られました。
また、朝陽区では12日に重点エリアと濃厚接触者に対するPCR検査が実施され、結果はすべて陰性でした。
「中国国際放送局日本語版」2020年6月14日