米国で5月下旬に始まった「新型コロナウイルスへの反応に関する追跡研究」によると、「とても幸福」とした米国の成人は14%のみだった。2018年同期は31%。AP通信が17日に伝えた。
シカゴ大学全国世論調査センターが2000人を対象に実施した調査によると、回答者の半数がここ数週間内に頻繁に、もしくは時々「孤立」を感じるとした。2018年同期は23%。
全国世論調査センターによる別の半世紀弱に渡る「総合的社会調査」によると、「とても幸福」とした米国の成人が29%を下回ったことはなかった。この調査は1972年より2年に1回以上のペースで、米国人の態度及び行為に関するデータを集めている。
新型コロナウイルス関連の調査は、米国のアフリカ系男性のジョージ・フロイドさんが警察の暴力で死亡した事件より前に行われた。
調査によると、子供たちが成人した後に生活水準が現在より良くなるとした回答者は42%のみで、2018年は57%だった。全国世論調査センターは1994年にこの問題に関する調査を開始したが、比較的低かったのは1994年のみで45%だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月18日