インターネット技術の発展に伴い、一部の学際境界領域及び新興産業が絶えず生まれている。業界・産業発展はより高度で造詣が深い技術者を必要としている。大学の専攻もさらに増え、細分化する。例えばコンピュータ科学専攻はソフトウェア工学、データバンク、コンピュータネットワーク、人工知能、コンピュータ図形学・マルチメディア、システム構築及びコンパイラ・並行計算、マンマシンインタラクション、情報管理システム、情報安全、理論・アルゴリズムなど十数の分流に細分化されている。より掘り下げた専門技能を持つ技術者を育成している。
専攻の細分化による利害に関する議論は大学で長く続けられてきた。有利な面に目を向けると、市場の需要に適応する人材を育成し、学生の専門に合った就職を促進し、地域の産業建設に向けより多くの実用的な人材を育成できる。不利な面に目を向けると、専攻がより細かくなるほど学生の広い知識と能力が相対的に不足し、学生の全面的な発展の妨げになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月19日