北京市は20日、新型コロナウイルス感染対策記者会見を開いた。北京新型コロナウイルス感染対策指導チーム検疫・検査活動チーム副チーム長、北京市委員会組織部副部長の張強氏の説明によると、北京は新発地卸売市場で発生した集団感染の発展状況に基づき、13日より全面的にPCR検査を開始した。20日6時まで229万7000人分の検体を採取した。
6種の「検査必須」の対象者については、リスク等級に基づき軽症・重症及び緊急性を細分化し、徐々にPCR検査を展開する。新発地などの感染症関連市場及び周辺コミュニティの高リスク人員を優先的に検査し、飲食、スーパー、集貿市場の従業員、36の中・高リスク街道及び郷鎮の住民、宅配・デリバリー業界の従業員などのPCR検査を次々と実施する。
北京市のPCR検査能力は現在、1日あたり8000人から50万人弱と大幅に拡大している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月22日