「中国文化は不思議で、大好き。感染症が収束したら、実際に行って体験したい」。フィジー中国文化センターで先日開催されたイベントで、フィジー各界の人々はこのように称賛した。
感染症の流行を受け、文化センターはサービス方法を調整し、中国文化の宣伝を「オンライン化」し、仮想と現実に合わせた方法でフィジーで人気を集めている。。
フィジー中国文化センターの孫傑主任によると、感染症発生後、文化センターは、開放場所を調整し、空間を広げ、文化体験内容を増やし、感染症緩和後の準備を進めている。そのほか、宣伝方法を積極的に模索し、感染症期間も中国文化の宣伝を継続している。
6月1日の「子供の日」の前、文化センターは昆明市博物館と協力し、動物をテーマとした展覧会「地球肖像」を文化センターのSNSで配信し、可愛らしい動物の映像を通し、感染症流行の影響で自宅で過ごしている子供たちを楽しませた。
その後、文化センターはスバ国際学校と協力して中学生にオンライン授業を行い、写真や文化クリエイティブ作品を紹介し、書道と太極拳を教えた。豊富なコンテンツは学生たちを満足させた。学生らは「今回のオンラインの旅を通し、新しい体験が多くできた」「中国文化は素晴らしく、面白い。実際に行って体験したい」などと評価した。
フィジーで感染症が落ち着き、文化センターは「中国フィジー公務員高級研修クラス」とフィジー政府官僚の見学イベントを行った。来場者はセンターで「極致中国」「舌の上の中国」などのドキュメンタリーを観賞し、「中国新疆庫車魅力写真展」を見学し、書道を学び、中国茶を味わい、太極拳や卓球をし、中国文化を体験した。
今回の研修・見学活動を担当するフィジー公務員事務部の職員は中国に二度行ったことがあり、「中国の濃厚な文化から多くのインスピレーションを受けた。今回の特別なオンライン教育と見学は斬新でコンテンツが豊富で、収穫が多い。今後、文化センターの活動に参加する機会はさらに増える」と述べた。
フィジー駐在中国大使によると、感染症の影響で、今年はフィジー政府機関、総理府、議会の20人以上の学生が従来のように中国を見学できなくなった。オンライン教育という方法だが、学習意欲は低下しておらず、中国に対して十分な興味がある。中国とフィジーの協力により、今回の活動は良好な効果を上げた。
現在、文化センターは映画上映などの活動を再開している。鑑賞に訪れたフィジーの住民によると、彼らは中国文化、中国映画、中国武術、中国グルメ、さらに美しい中国を好んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年7月17日