世界保健機関(WHO)の現地時間3日の新型コロナウイルス感染症の定例記者会見で、WHOの緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏は「中国側の専門家は初期段階における調査情報と検査材料を提供し、多くの優れた科学研究及び観測を行った。さらにより広範な遡及的疫学研究により感染者間の関係を調べ、武漢もしくはその他の場所で新型コロナウイルスが動物とヒトの間の壁を越え感染したことを確認する必要がある」と述べた。
ライアン氏はまた、「武漢には非典型的な肺炎に特化した観測システムがあり、これによって警報を出しているが、これは武漢が新型コロナウイルスの種を越えた感染の発生地であるというわけではない」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月5日