国務院新聞弁公室は5日、新型コロナウイルス検査能力国務院政策定例記者会見を開いた。中国の工業・情報化部の王江平副部長は席上、「全国上下の共同の努力により、中国の感染対策は重大な戦略的成果を手にした。経済は着実に回復しており、操業再開が月を追うごとに好転している」と述べた。
王氏によると、感染症の発生後、工業・情報化部と関連部門は作業体制を構築し、科学研究機関及び生産企業による検査技術の研究開発の積極的な展開、検査キット及び設備の生産の拡大を促し、支援した。医療機関のPCR検査能力の持続的な強化を促し、国内の感染対策の需要をほぼ満たした。
7月末現在、中国の1日あたりのPCR検査能力は484万人分、PCR検査能力を持つ医療機関は4946軒、検査技術者は3万8000人以上にのぼっている。各級病院、疾病予防管理センター、税関、第3者検査機関に累計2億人分弱の検査キットと、1万2000台以上の設備を送った。武漢市及び北京市の1000万人の大規模検査、黒竜江省、広東省、上海市などの輸入防止の常態化対策、新疆ウイグル自治区や大連市などの最近の集団感染に対する緊急検査を支え、検査対象と希望者を極力検査した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月7日