エレベーターの深さ、29階建てのビルに相当
「6号線の駅は2012年9月28日に完成し、使用開始された。10号線の紅土地駅は2017年に正式に開通した」駅の職員によると、乗客の利便性を上げ、さらに車椅子や杖をついた乗客がよりスムーズに駅を出入りできるようにするため、紅土地駅内には1本の「近道」、つまり垂直に上下するエレベーターが設置されている。エレベーターのピットの深さは78.7メートルで、29階建てのビルに相当する。
これほど深い地下鉄駅について、乗客はさまざまな見方を持っている。
10号線の紅土地駅を初めて訪れた湖北省の王さんは、「下に行くほどひやりとするような不思議な感覚がある」と述べた。
重慶市江北区在住の于さんは「地上からエレベーターで下りるたび、ジェットコースターに乗っているようでめまいがする」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年8月14日