米医学誌「The Journal of the American Medical Association」の研究によると、米国の新型コロナウイルスの実際の感染者数は、報告された数の4倍にのぼる可能性がある。11月中旬時点で米国在住の7人中1人が感染していたという。
研究者は全米の10州で一連の調査を行い、無作為で血液検体を抜き取り、新型コロナウイルスの抗体が存在するかを調べた。彼らは検体の抗体保有率と報告された感染者数を比較し、昨年の米国の新型コロナウイルス関連の感染・入院・死者数を推測し、報告漏れの分を補った。
米疾病予防管理センター(CDC)は昨年末、合計で約1080万人が感染したと報告した。ところが研究によると、実際の感染者数は4690万人弱にのぼる可能性がある。また約35%の死者が報告されていない可能性がある。
さらに米国の新型コロナウイルス追跡プロジェクトのデータによると、米国の5日時点の新型コロナウイルス感染による入院患者は13万人以上で、再びこれまでの記録を更新した。医療機関が大きな圧力を受けている。
米ジョンズ・ホプキンス大学のデータによると、北京時間7日午前7時21分時点の米国の感染者は累計2125万人以上、死者は累計36万人以上。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月7日