米国の感染状況、公式発表より10倍深刻か＝米専門家

タグ：米国の感染状況

発信時間：2021-02-08 14:54:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　米ジョンズ・ホプキンス大学のリアルタイム統計データによると、北京時間8日7時22分現在、世界の新型コロナウイルス感染者は約1億600万人、死者は約231万人となっている。

　感染状況が最も深刻なのは米国。米国の専門家は、実際の感染状況は公式データより10倍深刻と分析している。また変異種の感染が米国で急拡大している。ホワイトハウスは感染症による経済的な圧力を和らげるための救済措置を検討している。

　米専門家、感染状況は公式発表より10倍深刻

　芸国の現在の感染者は約2700万人、死者は約46万3000人。しかし米コロンビア大学の研究チームが先ほど発表したデータモデルによると、どの日であっても米国の実際のアクティブ感染者（新規感染者、もしくは感染力を持つ人）の数は、同日の公式発表の10倍にのぼる可能性がある。

　同研究の主席研究員、コロンビア大学感染症専門家のシャーマン氏は「研究者はまず、米国で実際に感染力を持つ人が現在1日あたりでどれほど出ているかを推算し、それから検査を受け感染が確認された人数と比較した」と述べた。

　結果によると、双方には大きな開きがあった。シャーマン氏は、感染期間中の米国の感染者数は公式発表の5倍にのぼると見積もった。シャーマン氏はこれについて「感染者は本当に氷山の一角に過ぎない」と述べた。

　現在のアクティブ感染者を考慮すると、状況はさらに深刻になる。シャーマン氏は、感染者は症状が出る平均3−4日前に感染力を持つと強調した。

　変異種の感染、米国で急拡大

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