5 年間にわたる奮闘を経て、第 13 次 5 ヵ年計画期の目標・任務が達成された。2021年は中国現代化建設のプロセスにおいて特別で重要な1年であり、第 14 次 5 ヵ年計画期がスタートし、社会主義現代化国家の全面的建設の新たな征途につく。

教育事業の発展の加速

  「2021年度国民経済・社会発展計画案の報告」は教育事業について以下のように記した。さまざまな措置を講じてユニバーサル就学前教育資源の供給拡大をはかり、ユニバーサル就学前教育の保障の仕組みを整える。義務教育の高品質で均衡のとれた発展と都市・農村一体化を促進し、高等学校段階の教育普及率を引き上げる。分類別に「双一流（世界一流大学・一流学科）」づくりと応用型大学の発展を推進し、大学教育を全面的に振興させ、新たな工学科・農学科・医学科・文学科などの学科の創設を推進する。教師陣の形成を強化する。都市部への出稼ぎ労働者の随伴子女が平等に義務教育を受けられるよう保障するとともに、都市部の義務教育の規模をさらに拡大する。産業・教育融合改革をより深く推進し、第一陣の国家産業・教育融合型企業と試行都市を決定する。職業教育の質的向上と優れた人材の育成を促し、高等職業大学の「分類入試」制度を改善し、中等職業学校と普通高等学校の連携制度を十全化する。多様な在職者訓練と継続教育を行う。

　河北省の李強代表は、大学の重大科学技術革新の効果をより顕著にすることを提案した。大学の科学研究者が安心して研究に専念できるように促す。地方の大学が重大科学技術革新において自身の「役割」を果たせるよう奨励し、適切な位置付けを誘導する。北京・天津・河北高等教育協同発展を推し進め、国家「双一流」建設などの重大事業において、河北の大学への支援を引き続き強化し、北京・天津の系属校が河北の大学にペアリング支援できる体制を構築し、河北の大学が北京・天津・河北協同発展により貢献できるよう能力とレベルを急速に引き上げる。

子供にやさしい都市づくりの推進

　「2021年度社会発展計画案の報告」によると、全国乳幼児保育サービスモデル都市創造キャンペーンを展開する。各種の主体によるユニバーサル保育サービスの発展を支援する特別キャンペーンを実施し、モデルケースとなるユニバーサル保育サービス機関をいくつか建設し、集中的に管理・経営する コミュニティ保育サービスネットワークを発展させ、保育サービスの健全な発展を促す。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年3月8日