全国人民代表大会代表、国薬集団国薬控股党委書記、会長の于清明氏はメディアのインタビューに応じた際に、「今回の全国両会の代表・委員ら5000人余りが国薬集団中国生物の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた。これは国薬製ワクチンへの大きな信頼を示した」と述べた。
新型コロナウイルスワクチンの接種は、この感染症との戦いで勝利を収めるための「武器」であり、感染及び発症のリスクを効果的に下げる。昨年12月中旬より、重点グループを対象とする中国第1陣の新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。最新データによると、中国の新型コロナウイルスワクチンの接種回数は5200万回以上にのぼり、北京の接種者は累計500万人を突破している。
鐘南山院士は今月1日、「中国の新型コロナウイルスの接種率は、今年6月に40%に達する予定だ。予定通りこの目標を達成するため、より多くの公人が身をもって促進力を発揮する必要がある」と述べた。
今年の両会の代表・委員が国薬製新型コロナウイルスワクチンの接種を受けたことが、人々の接種への意欲を高める積極的な意義を持つことは間違いない。まず、今年の全国両会のより安全な環境での開催を促し、感染拡大リスクを下げ、代表・委員が国家事業について議論するため良好な環境を作る。またこれほど多くの代表・委員が国産新型コロナウイルスワクチンの接種を受けたことは、他者に対して大きな模範効果を持つ。
5000人余りの代表・委員が国産新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた後、正常に両会に出席しているが、これは深刻な副反応がないということだ。代表・委員が身をもって国産ワクチンの安全性・有効性を実証し、人々の国産ワクチンへの信頼を強めたと言える。
現在まですでに40カ国・地域が国薬集団中国生物の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認している。すでに80数カ国及び国際機関が国薬集団の新型コロナウイルスワクチンの明確な需要を示している。国産ワクチンが国際市場でこれほど歓迎されていることは、その安全性と有効性をさらに裏付けている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月8日