韓国京畿道安城市の政府関係者によると、現地の肉類加工・オークション市場で集団感染が発生し、50人以上が新型コロナウィルス検査で陽性となった。
AP通信の8日の報道によると、「安城家畜商品連合市場」で6日に2人の感染者が発見されてから、安城衛生部門はこの市場の570人の従業員に新型コロナウィルス検査を行った。現地時間8日午後までに約500人が検査を受け、新たに50人の感染が確認された。
報道によると、検査結果を待っている人と検査を受けていない人もいるため、感染者はさらに増加するとみられる。
50人の感染者は主に肉類の洗浄作業を担当し、うち21人が同居している外国人従業員である。感染者の国籍は報道されていない。感染者は狭くて閉ざされた空間で一緒に作業していた。
市場の感染は集団感染を引き起こし、感染者と接触した市場の従業員ではない8人の感染も確認。従業員の家族も含まれている。
安城市政府の関係者は、2人の感染者の感染源をまだ確認できていない。この市場はすでに閉鎖されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年3月10日