米疾病予防管理センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長は29日、米国の最近の感染状況は「恐ろしい」と述べた。
ジョンズ・ホプキンス大学のデータによると、米国の先週の新型コロナウイルス感染者は1日平均6万5700人にのぼり、前週より22%増加した。1週間の1日平均死者数は23日に今年最少となったが再び増加し、先週の1日平均死者数は989人にのぼった。
ワレンスキー氏は29日、米MSNBCの記者に「英国で最初に発見された変異株の感染が米国で拡大している。米国で接種されているワクチンは現在、この変異株に対して効果的だが、感染拡大を阻止できなければ今後より厄介な変異株が生じる恐れがある」と述べた。
米CNNは30日、「感染者の減少とワクチン接種の推進を理由に、少なくとも十数人の州知事が3月に感染対策の規制緩和を宣言した」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月1日