鐘南山氏は24日午前に広州市で開かれた中国工程院2021年医学科学先端フォーラムで、「我々は南アフリカの変異株b1351に対して不活化ワクチン、つまり中国で最も多く用いられている科興と国薬製のワクチンを用いているが、現在までの状況を見るとこの変異株に対する有効率がやや下がることが分かる。我々は現在、変異株に向けたワクチンの研究開発に全力を尽くしている」と述べた。
鐘氏はまた、「中国では50種弱のワクチンが研究開発中で、世界では200種以上にのぼる。どのワクチンの発展が予防にとって有利であるか、肝心要な点に力を注げるかも、直面している重要な問題だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月25日