国家林業・草原局が明かした情報によると、中国は近年、生物多様性の保護を強化し、野生動植物の保護と生息地の保護修復を積極的に展開している。植被型地域と陸地生態系型地域の90%、高等植物群落の65%、重点保護野生動物種の85%を効果的に保護し、生物多様性保護の成果が現れている。
中国の多くの絶滅危惧の野生動植物種が安定して増加し、生存状況は改善されている。繁殖促進と移動地の保護を通し、206種の絶滅危惧植物を野生に返した。資源の最低数を全面的かつ正確に把握するため、中国は第二次野生動植物資源調査などの作業を実施した。また、国立公園を主体とする自然保護地体系の構築を推し進め、国立公園試行区などの各レベル・各種の自然保護地1万1800カ所を形成。自然林保護プロジェクトなどを通し、生態系を全面的に保護修復し、野生動植物生息地を改善・拡大し、安心して生活できる環境を形成した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月29日