国連食糧農業機関(FAO)が3日発表したデータによると、5月の世界食糧価格指数は127.1ポイントと、2011年9月以来の高水準となった。
データによると、5月の指数は前月比4.8%の上昇、前年同月比で40%弱の大幅上昇で、12カ月連続で上昇した。FAOによると、供給中断と旺盛な需要という2つの要因を受け、砂糖、植物油、穀物の価格が5月に最大の上げ幅を記録した。
またFAOは今年初の世界穀物生産量予測を発表し、年間生産量が前年比1.9%増の約28億2100万トンにのぼると予想した。これは主にトウモロコシの通年の生産量が3.7%増にのぼる見込みのためだ。FAOはさらに小麦の今年の生産量を1.4%増、コメを1%増と予想した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月4日
![]() |
|
![]() |