新原動力に着目 多くの地域が新都市計画を開始

新原動力に着目 多くの地域が新都市計画を開始。

タグ:新都市計画

発信時間:2021-07-04 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   済南市委員会第11期第13回全体会議は6月26日、『済南新旧エネルギー転換スタート区建設の加速に関する意見』を可決した。同『意見』によると、2025年までにスタート区の総合実力を大幅に引き上げ、現代的な新城区の枠組みをほぼ完成させる。2030年にはスタート区のコア優位性を形成し、年の総合機能を完備し、2035年には現代産業体系を形成し、グリーン・スマートシティを完成させる計画。

 

 これは済南市の質の高い発展を加速するための重要な行動である。2018年、『山東新旧エネルギー転換総合試験区建設全体案』が国務院に認可され、済南市は「ハイレベル計画建設新旧エネルギー転換先行区」の重責を担った。2020年10月、「済南新旧エネルギー転換スタート区」が黄河戦略計画綱要に組み込まれた。2021年4月30日、国務院弁公庁は『済南新旧エネルギー転換スタート区建設実施案の同意に関する文書』を公布した。先行区からスタート区に変わったことは、同地区が産業機能区から国家級新区へと位置付けが大きく変わったことを意味する。

 

 これは珍しいケースではない。記者の調査によると、「第14次五カ年計画」時期、多くの地域が新旧エネルギー転換、新エネルギー発展の加速に関する新たな計画を打ち出していることがわかった。

 

 例を挙げると、上海市嘉定区は6月22日に『嘉定区の新旧エネルギー転換の加速、産業の質の高い協調発展の促進に関する若干意見』を打ち出し、「第14次五カ年計画」時期に嘉定新城の新たな計画建設、紅橋の国際開放ターミナル建設の全面的融合と推進を加速化することを明確にした。深セン市は2021年に「前海」新ラウンド全体発展計画を推進し、深セン都市圏発展計画を作成し、総合性国家科学センター先行始動区建設実施プランを早急に公布することを打ち出した。


 中国国際経済交流センター経済研究部の劉向東副部長は以下のように話した。中国は質の高い発展段階に入ったが、一部の分野ではまだ弱点が目立つ。例えば、供給体系が新たな経済発展の規律と合わない、革新能力が質の高い発展と合わない、重点分野のコア部分の改革任務が困難などがあり、経済発展の新原動力の形成がより必要となっている。地方が持続可能な発展の原動力を得るには、新旧エネルギー転換を加速化し、衰えた伝統的産業から新興産業に移し、古いものを捨てて新しいものを吸収し、経済の健全かつ安定した発展を維持する必要がある。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月4日


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