中国はワクチンを世界の公共財とすることを最も早く約束した国として、新型コロナワクチンの公平なアクセスを推進してきた。現時点で、中国はすでに100余りの国と国際組織に12億回分の新型コロナワクチン・原液を提供し、15カ国でワクチン原液充填基地を建設。現地のワクチン生産センターを建設するとともに、ワクチン協力の需要がある国に相応の技術支援を提供している。
新型コロナウイルスの感染拡大以来、先進国が大量にワクチンを買いだめするなか、中国は多くの発展途上国にワクチンを供給し、これらの国の危機を救い、ワクチン接種を後押しした。
「恵みの雨」のような中国製ワクチンは世界のコロナ対策において重要な役割を果たし、国際社会で広く称賛されている。タイのアヌティン副首相兼保健相は中国製ワクチンについて、「我々全国民の接種に向けた主力軍だ」と述べた。ジンバブエのチウェンガ副大統領兼保健相は、「中国はジンバブエに対して複数回に渡りワクチン援助を行い、防疫協力を持続的に展開、ジンバブエがアフリカで新型コロナワクチンの接種率が高い国の一つになるよう後押しした」と述べた。エチオピアのリア・タデッセ保健相は、「中国が援助するワクチンは、エチオピアの目標とする全人口の接種率20%を早期に実現するのに大いに役立つだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月17日