米誌「フォーブス」(電子版)によると、テスラの株価の記録更新に伴い、世界一の富豪でテスラ・モーターズのCEOであるマスク氏の純資産が1日で250億ドル超増加し、総額2552億ドルにのぼった。これによりマスク氏は史上最大の富豪になり、億万長者番付2位のアマゾン創設者のベゾス氏に大差をつけた。
「フォーブス」によると、マスク氏の保有資産はグーグルの共同創業者であるラリー・ペイジ氏(6位)とフェイスブックのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏(7位)の合計を上回っている。
新型コロナウイルスのパンデミックにより米国の所得格差が広がり、社会の最も豊かな層が以前よりも豊かになったと分析されている。2020年1月から2021年4月にかけて、米国の億万長者の保有資産は約1兆2000億ドル増加した。マスク氏はその最大の勝者だ。「フォーブス」はマスク氏の2年前の保有資産を199億ドル(今日の10分の1未満)としていた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月27日