オランダの3人の漢学者及び翻訳家が13年の苦し良い取り組みにより完成させた、オランダ語としては初の「紅楼夢」完訳版(全120回)がこのほど、オランダで正式に出版された。
オランダ語版は計4巻・2160ページで、アテナ神殿出版社から出版。
翻訳者の1人はこのほど新華社の書面取材に応じ、「紅楼夢」の翻訳は「私が想像していたよりも長く苦しい取り組みだった」と答えた。
この3人は当初、約8年でこの中国の古典小説の大著の翻訳を終える予定だった。しかしオランダ語版の磨きをかけるため翻訳作業には13年の時間がかかった。
翻訳者の1人は、「オランダ語版のターゲットとなる読者はオランダの一般人だ。オランダの読者がこの小説に浸り、魅力的な人物と出会い、豊富な文化を理解することを願う」と答えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月16日