中国のデジタル化人材、昨年の不足は1100万人弱

中国のデジタル化人材、昨年の不足は1100万人弱。

タグ:デジタル化人材

発信時間:2021-11-19 14:58:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国サイバースペース研究院は「世界インターネット発展報告書2021」の中で、デジタル経済は世界各国が新型コロナウイルスの衝撃に対応し、経済・社会のモデル転換のペースを上げるための重要な選択になると指摘した。各国は新型インフラの展開を急ぎ、5G、AI、IoT、インダストリアルインターネット、衛星ネットワークを始めとする新型情報インフラが徐々に世界経済成長の新たな原動力になる。デジタル経済は世界経済発展の重要なエンジンになり、中国経済のモデル転換及び高度化の重要な焦点でもある。中国の関連部門は「『デジタルプラットフォーム経済による雇用及び脱貧困促進行動』案」「新業態・新モデルの健全な発展による消費市場の活性化及び雇用拡大けん引の支持に関する意見」などの政策を発表し、デジタル経済の雇用の穏健な成長を促進している。


 テンセント公共事業部の翁航上席研究員は、「オンライン決済、ミニプログラム、スマート小売ツール、高効率に協同する物流ネットワークなどの技術サポートを受け、デジタル生態は障害者、出稼ぎ労働者、主婦、退役軍人などの就職重点支援対象の新たな雇用空間を切り開いた。デジタル生態の中で就職する人が増えている。微信(WeChat)ミニプログラムが昨年提供した開発、製品、運営などの業務は前年比45.6%増で780万件を超えた」と分析・指摘した。


 中央党校(国家行政学院)経済学部の王小広副主任は、「デジタル経済は中国の新たな発展段階における高品質発展の実現を支える重要な力であり、大卒者の就職難を解消し中所得層を増やすための重要手段でもある」との見方を示した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月19日



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